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元野さま、みなさま。
ウエブマスタこと吉岡です。
>タキ8100の模型作成のため資料を収集中ですが、ブレーキ装置について解らないことが
>あるので、申し訳ありませんが、ご教授頂けませんでしょうか?
>吉岡様の説明では、初期車は三菱特有のKC型とありますが、このタイプには別にエアー
>タンクは付いてないのでしょうか?
我国の貨車用空気ブレーキは、大半がKC形とKD形です。
KC形とKD形の違いは、空気溜がブレーキシリンダと一体になっているものがKC、
別々とされ、両者の間がパイプで結ばれているものがKDです。
たとえばタキ300形の写真を例に取れば、タキ302の車体中心にあるものはKD形
のブレーキシリンダ、タキ327の中央のはKD形の空気溜、そしてタキ382の中央に
見えるのがKC形で左手がシリンダ、右半分は空気溜で、両者は一体となっています。
つまり、KC形はエアータンクが無い訳ではなく、シリンダと一体になっていた訳です
ね・・・
なおシリンダのサイズと空気溜の容量は釣り合わせる必要があるので、シリンダの大き
さにより空気溜の大きさも変わります。シリンダは元々米国で開発されたものを導入した
ため、直径はインチ寸法をミリ換算した203mm(=8インチ)、254mm(=10
インチ)の2種類でしたが、その後我国の小型貨車用に独自寸法の180mmが作られま
した。これだけインチ換算でないのはそのためと言われています。
なおCとDで区別する記法は、K三動弁の一世代前のH三動弁から始まっており、同様
にHC・HDと呼ばれていました。
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