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釣り師と刺し網
川カッパ勉強講座と題して記述がありましたので、読ませていただきました。読んでみると網漁師の一方的な主観が述べられておりびっくりしましたので、反論させていただきます。
質問 なぜ解禁日からなのか、遅らせてもいいのではないか?
1.網漁師は、鮎を獲ることが生活の糧である。
(球磨川漁協内で、網漁で生計を立てている人が何人くらいいるのでしょうか。その人たちは、鮎漁で年間どのくらいの収入を得ているのでしょうか。)
2.時期を遅らせば、鮎が大きくなり網目に合って、いっぺんに獲りかねない。
(そんなに獲れるのなら網目を大きくして、逃げられるようにしておけばいいのでは?!下の欄には、あまり獲れないとの記述がありますが矛盾しているようですね。私の聞くところによると一晩に20㎏や30㎏も獲れる時があるらしいですし、昨年は、獲れすぎて鮎の値が下がったと聞いています。)
3.6月は鮎の需要期である。
(解禁当初は、値がいいから高く売れると言うことでしょうか?!)
4.近頃針傷の無い鮎が好まれることがある。
(網傷もしくは、網跡のある鮎はどうなのか。釣り鮎より網鮎のほうがいいなど聞いた事がありません。)
要するに、鮎の情報誌に向かって一生懸命言い訳をしているにすぎないようにしか聞こえません。釣り人のことなど全然考えてなくて、球磨川は俺たち漁師の川だと言っているように聞こえます。川は、みんなのものであり、全国から訪れる釣り人が地域にもたらす経済効果も考えるべきではないでしょうか。それとも自分たちの利益にならないから、初めから頭に無いのでしょうか。
全国の鮎の解禁状況を参考までに(資料は少し古いけど大差は無いと思います)
木曽川上流 友釣り7月1日 刺し網8月下旬
木曽川下流 友釣り6月第2日曜日 投げ網9月1日
益田川上流 友釣り6月下旬 投げ網8月中旬
長良川上流 友釣り6月第2日曜日 刺し網7月上旬から8月下旬。下流から解禁
高梁川上流 友釣り6月第4日曜日 刺し網8月15日
大野川 友釣り6月1日 刺し網8月20日
三隈川 友釣り5月20日 刺し網6月1日但し友釣り専用区多数あり
緑川 友釣り6月1日 刺し網8月1日
五ヶ瀬川 友釣り6月1日 投げ網7月1日
いずれの河川も友釣り専用区が設けてあり、釣り人にも配慮がなされています。
以上
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